新年度が始まりました。入社式が各地で行われてキラキラの新入社員を見かけます。初めての勤務に、緊張で肩が凝っていませんか?今回の水素吸入Q&Aは、【肩こり】の改善に水素吸入を取り入れている方からの質問です。

Q. 肩こりで悩んでいます。水素を吸入すると、どんな仕組みで血流がよくなるの?

50代(女性)
慢性的な肩こりに悩んでいます。先日、ついに右腕がまったく上がらなくなってしまいました。痛みが酷く整骨院に行ったところ、棘上筋の断裂や衰えが原因であると言われました。
そんな時、友人からHydrexの水素マシンを勧められて、毎日2時間の水素吸入を続けたところ腕が上がるようになりました。血流がよくなり手足がぽかぽかするのを実感して、身体がほぐれるようになったのです。
水素を吸入すると、どんな仕組みで血流がよくなったのでしょうか?

A. 山口醫院 山口貴也院長からの回答

【原因】肩こりの原因は、座っている時間が長い、ストレス、パソコン作業、スマートホン使用、ハンズフリー以外の電話、姿勢の悪さ、冷え、血流低下、電磁波、今日の一般的な食事等々です。棘上筋(きょくじょうきん)は、腕を持ち上げる働きをする肩の深部にある筋腱で、加齢により筋力低下や筋肉の質が悪くなる、ぶつけるなどの外傷、スポーツ障害などで痛みや断裂が起こります。経絡で言うと三焦系なので、それに対応する感情も関与します。
【日頃の対策】パソコンやスマートホンを可能な限り使わない、運動をする、ストレスを無くすか対処できる様になる、アーシング(体内電気を体外に放出して大地のエネルギーにつながる)をする、健康的な食生活です。電磁波の害は思っている以上に大きいですよ。
【水素吸入による血流の改善】水素は、悪玉活性酸素といわれるヒドロキシラジカルとペルオキシナイトライトの除去を行います。ペルオキシナイトライトの除去で一酸化窒素が増え、ヒドロキシラジカルの除去で一酸化窒素の消費が減ります。一酸化窒素が増えると、血管拡張が起こり血流が良くなるのです。
水素には、抗酸化作用、抗炎症作用、抗アポトーシス作用があります。ミトコンドリアの機能が上がり細胞が活性化し体調が良くなる、炎症が沈静化し痛みが減るといった事が起こります。水素は、体にとって必要な物で腸内細菌が日々水素を作っています。
現在の生活習慣、加齢や疲労、病気などによって体内の水素が足りなくなっています。だから、水素を吸うと体調が良くなるのです。可能なら日々の生活に、高濃度の水素吸入を取り入れることをお勧めします。