お花見の季節になりました。お酒や揚げ物など、つい飲み過ぎ食べ過ぎてあとで後悔することがありませんか?今回の水素吸入Q&Aは、【中性脂肪】の改善に水素吸入を取り入れている方からの質問です。

Q. どうして水素で中性脂肪などの数値が下がったのかを教えてください

30代(女性)
水素吸入をすると疲れが取れて肌の調子もよくなると、友人の紹介で銀座のHydrexサロンに通い始めました。体が軽くなる感じがして、毎日通うようになり1ヶ月したころに健康診断がありました。食事は、ほとんど外食の生活をしています。高かった中性脂肪、LDLコレステロールの数値などが下がっていてびっくりしています。いまは、健康のために水素吸入を続けています。
どうして水素で中性脂肪などの数値が下がったのかを教えてください。

A. 山口醫院 山口貴也院長の回答

【原因と併発する疾患】

中性脂肪は、食べ過ぎやアルコールの摂取によって肝臓で作られます。必要以上に貯めこむと肥満になるばかりではなく、エネルギーに変換されない中性脂肪は、善玉コレステロールを減らし、悪玉コレステロールが増え、その結果血管にコレステロールが付着して血液がドロドロとなり高脂血症を発症します。動脈硬化や心筋梗塞、肥満による糖尿病などの原因ともなります。

【水素の効果】

水素には、抗酸化作用、抗炎症作用、抗アポトーシス作用があります。
水素吸入により、細胞内でエネルギー産生、免疫反応などの役割があるミトコンドリア機能が活性化して、中性脂肪の代謝も活性化します。
水素は、悪玉活性酸素(ヒドロキシルラジカル)と結合し除去する働きがあるので、酸化してドロドロになった血液がサラサラとなり血流が良くなります。また、LDLコレステロールと結合して悪玉活性酸素が起こす血管壁の詰まりを無くすため、さらに血液の流れが良くなります。これらのことから、中性脂肪などの数値が下がったことが考えられます。
いずれにしてもバランスのよい食事や適度な運動をするなど日常生活の改善も併せて、水素吸入を続けることをお勧めします。