宮本亜門さんが、前立腺がんに罹患していることを公表されました。男性のがん罹患率の上位であり65歳以上に特に多い病です。そんな報道から、【前立腺肥大症】の友人を心配して水素吸入の効果についてお問い合わせがありました。

Q. 前立腺肥大症に対して、水素はどのように良いか教えてください。

60代(男性)
「前立腺肥大症」の友人がいます。ぜひ、水素吸入をしてみてもらいたいと考えています。
前立腺肥大症に対して、水素はどのように良いか教えてください。

A. 山口醫院 山口貴也院長の回答

【原因と症状】

前立腺がんと前立腺肥大症は、まったく違う病気です。ところが、尿が出にくいなど排尿症状、1日に何度もトイレに行く頻尿、残尿感など、症状はほとんど同じです。
加齢による男性ホルモンの働きの変化によって前立腺肥大の症状が現れると考えられています。前立腺の大きさと症状は関連していないことも多々見受けられます。

【水素吸入による効果】

細胞膜を構成する大切な要素である脂質は、活性酸素によって酸化されると連鎖的に酸化が進むことがあります。細胞膜の酸化は、老化に繋がる他、がんをはじめとする様々な疾病の原因にもなります。
水素は、悪玉活性酸素といわれるヒドロキシラジカルを無害化する働きがある一方で、有益な過酸化水素については反応しないという利点があります。免疫機能を低下させることなく体の酸化を防ぐことができるのです。このことから、水素吸入を行うことで老化を遅らせ様々な疾病や症状の軽減が期待できます。食生活では、乳製品の摂取を控えることで、前立腺への刺激が減り水素の効果が高まります。ご友人に水素の効果をお伝えして、高濃度の水素吸入を是非お勧めください。