水素とはそもそもどのようなもの?

水素とは宇宙で一番多く存在する元素で、その中でも一番小さな原子番号「1」を持ちます。
無色・無味・無臭・無害で空気より軽く、気体として存在する水素は優れた拡散性があります。

水素原子は1つだととても不安定なので、2つが結合(共有結合)し、水素分子(H₂)の状態で空気中に存在しています。

水素 H₂

一般的「水素」といえば、水素分子(水素ガス)H₂を指していることが多いです。
地球上ではほとんどが水のように化合物として存在しています。

人間の身体は60%以上が水分でできていることから、水素は健康維持に大きく関わる物質だということが分かります。

体内でエネルギーを作り出すミトコンドリアのおよそ1/1万という大きさの水素は、身体の隅々まで届くことから医療界においても注目されています。
例えば、身体に必要な善玉活性酸素とは反応せず、酸化力の強い悪玉活性酸素にだけ反応する力は、エイジングケアの観点からも効果が期待され注目を集めています。

「ミトコンドリア」は私たちの細胞の中にあり、食物から取り入れる栄養分と呼吸から取り入れる酸素を燃やすように働いてエネルギーを作り出しています。

老化の大敵である悪玉活性酸素は、細胞やDNA、ミトコンドリアを傷つける厄介者です。
ミトコンドリアの働きが弱まれば、それが原因となりさらに悪玉活性酸素が発生する負のスパイラルに陥ってしまいます。

ここで活躍するのが水素の働きです。

水素の働き

水素は体内の悪玉活性酸素と反応すると、水になり無害化します。
するとミトコンドリアが元気に活動できるようになり、効率的にエネルギーを発生させるという仕組みが生まれるのです。

病気や老化の発生を促す要因を究明すると、その多くが「悪玉活性酸素」と関連していると考えられます。
水素のスゴイところは、この「悪玉活性酸素」だけを退治してくれるということです。

エイジングケアにはまず身体の健康維持が欠かせないため、水素の可能性に今後も目が離せません。